白熱灯の行方 3
今年4月からの各社照明カタログでは、白熱灯入り器具が激減し、かわりに電球型蛍光灯がセットされている器具がたくさん並んでいます。
whiteが電球型蛍光灯をいまいちお勧めできない大きな理由。
それは、点灯時に即座に100%照度にならないことです。
これを立ち上がりが遅いというのですが、電球型蛍光灯はかなり顕著に現れます。
たとえば廊下で使用した場合、点灯して廊下を歩く間にぼやーっと明るくなっている途中で、お部屋に到着してしまい、消してしまう。
それってなんだかへんですよね。
トイレだって、出るころにすごく明るくなったなんて・・・・いやですよね。
しかしその不満をかなり解決してくれる商品が発売されました。
Panasonicのパルックボール プレミアQ(クイック)です。
点灯1秒で約60%の明るさになるという商品です。
点灯直後、クイックランプ(白熱灯)が点灯しその後→クイックランプ+蛍光管が点灯→約1分後クイックランプが消灯し、蛍光管のみが点灯するという仕組みです。
実際使用していますが、点灯時のストレスは感じられなくなりました。気分すっきり
点灯初期は消費電力の大きい白熱ですが、その後すぐに消費電力の少ない蛍光管に代わるので、総合的消費電力も気になりません。
もうひとつ蛍光管はスイッチの入り切りが頻繁だと、寿命が短くなる性質を持っているのですが、これも技術開発により、現行品約20000回に対し、約40000回可能だそうです。
(一定条件による試験結果です)
でも、白熱灯は蛍光灯に比べ寿命は短いはず。
クイックランプが切れて、蛍光管も使えなくなるのでは?という素朴な疑問。
メーカーさんにお尋ねしましたら、クイックランプも約40000回の点滅に耐えられるので、大丈夫ですよとのことでした。
それなら、お客様にも自信を持ってお勧めできそうです。
トイレや廊下、階段灯など長く付ける必要はないけれど、明るさは瞬時にほしい場所には特にお勧めです。
蛍光灯と白熱灯、うまく共存できるといいですね。
これでしたら、白熱灯のかわりに良い役目をしてくれそうです。
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